【あらいぶ防災通信㉟】梅雨前線・線状降水帯さらに台風の季節到来
梅雨の季節となり毎日曇りがちでジメジメとした日が続き6月27日また28日にはダブル台風が日本列島に近づき梅雨前線を刺激し大雨が予想されています
これからの季節に備え、みなさまも周知されていることかと思いますが再認識と早い段階で行動をしていただけるよう記事にしてみました。
💧 線状降水帯と大雨から身を守るために
近年、「線状降水帯」という言葉を耳にする機会が増えました。
線状降水帯とは、発達した雨雲が線のように連なり、同じ場所で非常に強い雨が長く降り続く現象のことです。短い時間でひと月分に近い雨が降ることもあり、川の氾濫や道路・家屋の浸水、土砂災害などの危険が急激に高まります。
線状降水帯が発生すると、次のようなことが起こりやすくなります。
· 川の水位が一気に上がり、氾濫や内水氾濫が起きやすくなる
· 低い土地や地下は、短時間で冠水する危険が高まる
· 山や崖の近くでは、土砂崩れやがけ崩れの危険が高くなる
気象庁などから「線状降水帯に関する情報」や「線状降水帯が発生しました」といった情報が出たときは、すでに災害の危険が高い状況です。テレビやインターネット、防災アプリなどで最新の気象情報とお住まいの地域の避難情報を確認し、早めの避難行動を心がけましょう。
☔ 梅雨前線の時期は大雨に注意を
日本では、毎年初夏から夏にかけて「梅雨」と呼ばれる長雨の時期があります。
この雨の主な原因が「梅雨前線」です。梅雨前線は、南からの暖かく湿った空気と、北からの冷たく湿った空気がぶつかる境目にできる前線で、日本付近に長く停滞することで、曇りや雨の日が続きます。
梅雨前線が日本付近にかかっている時期は、次のような点に注意が必要です。
· 前線付近に暖かく湿った空気が流れ込むと、非常に発達した雨雲が生まれ、大雨になりやすい
· 同じ場所に前線が長くとどまると、長期間の大雨や、線状降水帯の発生につながることがある
· 梅雨の終わり頃は、前線が活発になり、特に大雨になりやすい傾向がある
「梅雨だから、いつもの雨」と油断せず、梅雨の時期はこまめに天気予報や大雨情報を確認し、災害に備えておくことが大切です。
🚨 警戒レベルと避難情報の見方
大雨や台風などで災害の危険が高まると、市区町村から「避難情報」が発表されます。これらの情報は、警戒レベルという数字とセットで出され、住民の皆さまの行動の目安を示しています。
代表的なレベルは次のとおりです。
警戒レベル 行動のめやす
レベル3 高齢者等避難
高齢者や子ども連れなどは避難を開始
レベル4 避難指示
危険な場所から、原則として全員が避難
レベル5 緊急安全確保
すでに災害が発生している可能性が高い状況
ポイントは、次の二つです。
· 警戒レベル3「高齢者等避難」が出たら、高齢の方や小さなお子さま、体の不自由な方など、避難に時間がかかる方は避難を始める段階です。警戒レベル4「避難指示」が出たら、危険な場所からは原則として全員が避難することが求められます。「様子を見る」のではなく、速やかな避難が大切です。
· 警戒レベル5「緊急安全確保」は、すでに災害が発生している可能性が高い状況であり、必ずしも安全な避難ができるとは限りません。警戒レベル3や4の段階で、安全な場所へ避難を完了しておくことが重要です。
🏠 一般家庭でできる大雨・洪水への備え
私たち保険代理店は、いざという時にお客様とご家族の命と暮らしを守るため、平常時からの備えの大切さをお伝えしています。特に、次のような備えは、どのご家庭でもすぐに始められます。
お住まいのリスクを知る
まずは、お住まいの地域がどのような災害リスクを抱えているかを確認しましょう。
市区町村が公開しているハザードマップを使うと、次のような情報を地図で確認することができます。
· 浸水の可能性や想定される水深
· 土砂災害警戒区域やがけ崩れの危険箇所
· 想定される洪水時の避難場所や避難経路
ご自宅が浸水想定区域内や、土砂災害の危険が高い場所にある場合は、特に早めの避難を意識しておく必要があります。
家族で避難先と連絡方法を決めておく
いざというときに迷わないよう、あらかじめ次のことを家族で話し合い、紙に書いて見えるところに貼っておきましょう。
· 避難する場所の候補(指定避難所、親戚や知人の家など)
· 自宅から避難先までのルートと、危険な場所
· 家族が離れ離れになったときの集合場所と連絡方法
高齢のご家族がいる場合は、誰が付き添って避難するか、車を使うのか、徒歩で行くのかといった具体的な行動も決めておくことが大切です。
日頃からできる住まいの対策
大雨シーズンの前には、次のような対策も有効です。
· 家の周りの排水溝や側溝、ベランダの排水口に落ち葉やゴミが詰まっていないか確認し、掃除しておく
· 停電に備えて、懐中電灯や乾電池、モバイルバッテリーを準備しておく
· 一階の床上や地下に保管している大切な家電や荷物は、できる限り高い場所へ移動しておく
これらの対策は、小さな手間で被害を大きく減らすことにつながります。
📑 保険で備えられること
大雨や洪水などの自然災害は、防げない部分もありますが、被害を受けた後の生活再建を支える手段として、保険を活用することができます。
例えば、次のような点を一度確認しておくことをおすすめします。
· ご自宅が洪水や土砂災害のリスクが高い地域にあるかどうか
· 住まいの保険で、水災による建物や家財の損害がどの程度まで補償されているか
· 自動車が冠水して動かなくなった場合の補償があるかどうか
当代理店では、お客様一人ひとりのハザードマップやお住まいの状況を一緒に確認しながら、現在の補償内容で十分かどうか、分かりやすくご案内しています。お気軽にご相談ください。
📱 最新情報の確認先
大雨や線状降水帯に関する情報は、常に変化します。
安全のためには、次のような公的な情報源で、最新の情報を確認することが重要です。
· 気象庁の防災情報ページや天気予報
· 市区町村が発表する避難情報や防災メール
· 各自治体の防災アプリや、緊急速報メール
「テレビやインターネットで線状降水帯の情報が出た」「警戒レベル3や4の避難情報が発表された」といったときには、少しでも早く安全な場所へ移動することを心がけてください。
私たち保険代理店は、防災情報の発信と補償のご案内を通じて、お客様とご家族の安全・安心な暮らしをこれからもサポートしてまいります。
