【あらいぶ防災通信㉚】年末年始を安心して過ごすために
いま見直したい防災・減災のポイント
こんにちは。保険あらいぶの藤原です。今年も残りわずかとなりましたね。
年末年始は、ご家族が集まり、ゆっくりとした時間を過ごされる方が多い一方で、
帰省や旅行などにより普段とは異なる生活リズムになる時期でもあります。
また、寒波や積雪、凍結といった冬特有の自然災害や事故が起こりやすく、
万が一の際には、行政機関や事業所の対応が通常より遅れることも少なくありません。
だからこそ、年末年始を迎える前に、防災・減災についてあらためて考えてみることが大切です。
冬は「火災」が増える季節です
冬場は、暖房器具や調理器具の使用頻度が高くなり、火災が発生しやすい季節です。
ストーブやファンヒーター、こたつなどは、正しく使っていても、
周囲に燃えやすいものがあるだけで思わぬ事故につながることがあります。
洗濯物を暖房器具の近くで乾かしたり、就寝中に電源を入れたままにしたりすることは、
特に注意が必要です。
また、年末の大掃除やお正月準備で電化製品を多く使用する時期でもあります。
たこ足配線や古くなった電源コードは、発熱や発火の原因となるため、
この機会に一度点検してみることをおすすめします。
冬の自然災害は「備えの差」が大きく出ます
大雪や路面凍結、強風など、冬の自然災害は突然やってきます。
外出時の転倒事故や、雪かき中のケガ、車のスリップ事故など、
日常のちょっとした行動が大きなトラブルにつながることもあります。
お車を利用される方は、冬用タイヤの装着や早めの燃料補給を心がけ、
毛布や飲料水などの非常用品を車内に備えておくと安心です。
無理な移動を避け、天候情報をこまめに確認することも、大切な減災対策のひとつです。
留守中のご自宅こそ、しっかり対策を
年末年始に帰省や旅行でご自宅を空ける場合、
「何も起きないだろう」と思っていても、思わぬ被害が発生することがあります。
特に冬場は、水道管の凍結や破裂による被害が多く、
帰宅した際に大きな被害に気づくケースも少なくありません。
外出前には、戸締まりの確認はもちろん、
ガス・電気・水道の元栓やブレーカーの確認を行い、
地域や住宅の状況に応じた凍結防止対策を行いましょう。
非常用品は「使える状態」かが重要です
非常用品は、用意してあるだけでは十分とは言えません。
いざという時に「すぐ使える状態か」「必要な量が揃っているか」を
定期的に確認しておくことが大切です。
飲料水や非常食は最低3日分を目安に備え、
懐中電灯や携帯ラジオ、モバイルバッテリーの電池残量も確認しておきましょう。
冬場は特に、防寒具や毛布など、寒さ対策も忘れずに準備しておくと安心です。
家族との「話し合い」が防災につながります
防災・減災は、ひとりで行うものではありません。
ご家族や同居されている方と、避難場所や連絡方法を共有しておくことで、
万が一の際にも落ち着いて行動することができます。
離れて暮らすご家族がいる場合は、
年末年始のタイミングで安否確認の方法を話し合っておくのもおすすめです。
高齢のご家族がいらっしゃる場合は、体調管理や住環境への配慮も心がけましょう。
保険は「万が一の備え」のひとつです
事故や災害が発生した際、加入している保険の内容を把握しているかどうかで、
その後の対応が大きく変わります。
火災保険や自動車保険など、補償内容や連絡先を事前に確認し、
必要な書類や保険証券をすぐ取り出せる場所に保管しておくと安心です。
年末年始期間中でも、緊急の場合は可能な限り対応いたします。
不安なことやお困りごとがございましたら、
どうぞ遠慮なく保険あらいぶまでご相談ください。
安心して新年を迎えるために
防災・減災は、特別なことをする必要はありません。
日常の中で「少し気をつける」「事前に確認する」だけでも、
被害を最小限に抑えることができます。
保険あらいぶは、皆さまが安心して年末年始を過ごし、
気持ちよく新年を迎えられるよう、これからもサポートしてまいります。
