【あらいぶ防災通信⑰】8分間の行動が生死を分ける、救命講習を受講致しました!

いつもお世話になっております。

保険あらいぶ 美濃関支店の広報を担当しております福徳です。

10/2に美濃消防署様をお招きし、心肺蘇生法及びAED(自動体外式除細動器)の扱い方等を学ぶ、救命講習を受講しましたのでその様子をご報告させていただきます。

※こちらは美濃消防署救命講習の講義を受けている様子の写真です。

ところで皆様は救急車を要請した事はありますか?もしも救急車が必要になった時、要請してから実際に救急車が到着するまで約8~9分かかるそうです。

私は実際に救急車を要請した事が数回あるのですが、8~9分と聞くと早いと思うかもしれませんが、実際救急車が来るまで結構長く感じた事を覚えています。

そんな8~9分の間例えば呼吸をしていない、いわゆる心肺停止状態の方がいたとして何もしない場合と心肺蘇生法を実施し続けた場合の生存率は下表のように大きく変わります。

引用文献:救急蘇生法の指針2020 市民用

心肺停止、と聞くと思い浮かぶのはやはり心臓マッサージだと思います。

ただ一口に心臓マッサージと言っても正しい方法で行わないと効果が出ない為、改めて正しい心臓マッサージの方法を学びました。

今回の講習では2分間、絶え間なく心臓マッサージを続ける訓練を行いましたが、まぁこれが中々しんどい。。。予想以上に疲れました。

実際は1回目のマッサージで骨がバキバキと音が鳴るようです、骨が折れても辞めないようにとの事でした。

また、冒頭にも記載ありますAED(自動体外式除細動器)の使用訓練も行いました。

※肖像権の関係上、弊社の役職員以外の方のお顔は隠しております。

アナウンスに従ってパッドを取り付けて電気ショックを行うまでの一連の流れを行いました。

実機にはパッドが2枚付いていて、毛深い方などは1枚目のパッドで剥がしてから使うみたいです。

心臓マッサージも、AEDにしても対象がお子様になると方法やパッドを変えたりと、少し違いが出るようなので注意が必要との事です。

またご自身の近所からどこにAEDが設置されているのか、【日本全国AEDマップ】と検索して頂くと地図上からAEDの設置場所が検索できますのでご参考までに。

今回は主に心肺蘇生法及びAEDについて講習と実践を行いましたが、この他にも講習の種類次第で、止血法や搬送法、異物除去法など学ぶ事ができるようなので、ご興味のある方はお近くの消防組合など調べてみて下さい!

本講習を受けて、個人的に一番大事だと思った事はいざその場に出くわした時行動する勇気を持つ事です。

たとえ心臓マッサージが怖くてできない、AEDの使い方が分からない、そういった場合でも救急車を呼んだり大声で周りの人に助けを呼ぶ等できる事は必ずあります。

勇気をもって上げた一つの声が一人の尊い命を救う、その一つの声が皆様の声になるかもしれません。

最後になりますが、このような講習を実施してくださった美濃消防署様へ改めて感謝申し上げ致します。

以上、救命訓練の報告となります、保険あらいぶ 美濃関支店の福徳でした!