企業用火災保険の少し怖いお話
いつもお世話になっております。
保険あらいぶ 美濃関支店の広報を担当しております田中です。
本日は少し趣向を変えて「法人・個人事業主」の方に向けて実際に遭った「知らないと怖い補償内容」に関してお話をさせて頂きます。
事業主の皆様は、多くの方が「事業用の建物」を所有して経営を行っているかと思います。
その「事業用の建物」に付ける保険が企業用の火災保険です。
火災保険と名前がついている通り火災はもちろんのこと、水災や落雷、雪、破損など補償範囲は様々です。
ここまでは一般的なお家に付ける火災保険と変わりありません。
では、なにが怖いのかと言いますと。
内容がよくわからない特約です。
今回は水災縮小払いの特約をご紹介します。
あまり聞きなじみのない方が多いかと思いますが、言葉の通り水災損害の支払いが少なくなる特約です。
一般的にはお家に付ける火災保険にはこの特約は御座いません。
その特約にどんなメリットがあるかと言いますと、ズバリ「その分保険料が安くなる」です。
例えば工場の1階には事務用機器のみ、2階に高額機械がおいてある企業等にはうれしい特約ですね。
私が働いている岐阜県美濃市は、山に囲まれた自然豊かな場所です。
お話を聞いた社長様は火災保険には入っているけど内容はわからないとのことでしたので、内容を見せてもらうことにしました。
皆さまお察しの通り、水災縮小払い特約が付いていました。
水災は洪水、浸水、土砂崩れ等が該当しますので、付近の山からの土砂崩れは水災になるのです。
そうなると工場の再建は出来ず、少しの保険金をもらうだけになってしまいます。
火災保険の補償内容もしっかりと確認して理解するのが大切なんです。
今回は一例として水災縮小特約を取り上げましたが、他にも注意すべきことが多くあるのが事実です。
どれもメリットとデメリットがございますので、ご加入の際は担当の方に相談してからご検討頂ければと思います。
当社では、お客様のお役に立てるようにこういった情報の提供を行っております!
詳しくお話を聞いてみたい方は遠慮なくご連絡ください!
いつでもお待ちしております。
以上、保険あらいぶ 美濃関支店の田中でした(^^)ノシ