【あらいぶ防災通信㉕】交通事故に遭ったら最初にやるべき5つのこと
いつもお世話になっております。
保険あらいぶ 美濃関支店の広報を担当しております田中です。
もうすぐ夏休みシーズンで長期休みを取得される方が多くなる時期です。
そのタイミングでどうしても多くなってしまうのが交通事故です。
交通事故が起きるとどうして良いかわからない、しかし、最初の数分間の対応が、その後の責任・保険・治療に影響します。
そこで今回は、自分がもし事故に遭った時に「何からすべきか?」を、5つのステップでわかりやすくご紹介します!
想定・想像しながらお読みください!!
ステップ1:自分と周囲の安全を確保する
まず最優先すべきは、命と安全の確保です。
- 車両が動く場合は、他の車にぶつからない場所に移動する
- ハザードランプをつける
- 後続車に危険を知らせるため、停止表示板や発炎筒を使う
- 道路上に立ち続けない(特に高速道路では極めて危険)
車が動かない場合は、車内にとどまるか、ガードレールの外など安全な場所へ避難します。
ステップ2:けが人の確認と応急処置・119番通報
自分自身だけでなく、同乗者や相手方の状態も確認しましょう。
- 明らかに負傷している場合は、すぐに119番へ通報し、救急車を呼びます
- 呼吸や意識があるかを確認
- 応急処置が可能ならば(止血・安静など)、無理のない範囲で行います
※ 救急車の到着まで、ケガ人を無理に動かすのは避けましょう。骨折や内臓損傷が悪化することがあります。
ステップ3:警察へ通報(110番)
けがの有無にかかわらず、交通事故では必ず警察に連絡する義務があります。これを怠ると、後でトラブルになる可能性が高まります。
- 警察に通報し、事故の場所・内容・けがの有無を伝える
- 軽微な事故の場合でも、事故証明書の発行が必要な場合があるため、必ず報告しましょう
- 相手が通報を嫌がっても、法的義務であることを説明し、自ら通報を
※注意※:その場で示談を持ちかけられても応じないでください。口約束は後で覆されるリスクがあります。
ステップ4:事故現場の記録を残す
事故状況の証拠をしっかり記録しておくことが、後日の保険交渉・責任判断で非常に重要です。
- スマホで事故車両の位置・損傷箇所・信号・標識などを撮影
- ドライブレコーダーの映像を保存(上書き防止)
- 目撃者がいれば、連絡先を聞いておく
- 事故発生時刻や状況を簡単にメモしておく
写真や映像の「客観的な証拠」があると、保険会社や警察への説明がスムーズになります。
ステップ5:保険会社・代理店へ連絡する
警察への報告後は、自身が契約している自動車保険会社または代理店にすぐ連絡を入れましょう。
- 事故の概要(日時・場所・相手の情報・けがの有無)を伝える
- 連絡先が分かれば、相手方の保険会社名も伝える
- 代理店にご連絡頂ければ、以降の手続きやアドバイスもサポートします
この時点で、過失割合や修理費について深く考える必要はありません。大切なのは、迅速に連絡して対応体制を整えることです。
まとめ:事故直後は「安全→通報→証拠→連絡」の流れ
交通事故に遭った直後は混乱しがちですが、落ち着いて以下の5つを順に対応すれば、適切な処置が可能です。
- 安全確保
- けが人の確認と119番
- 警察への通報(110番)
- 現場の記録(写真・映像)
- 保険会社または代理店への連絡
お出かけの際は無理のない計画と安全第一で、どうぞ素敵な休暇をお過ごしください。
以上、保険あらいぶ 美濃関支店の田中でした(^^)ノシ