【あらいぶ防災通信④】岐阜県広域防災センターでの消火体験

こんにちは!厳しい暑さが続いていますが、ご体調を崩されてみえませんか?

9月1日は防災の日ですね。みなさまご存じのことだと思いますが、この防災の日は1923年9月1日に起きた関東大震災が由来となっています。関東大震災は正午の2分前に発生し、強い風が吹き込んだ事により大規模な延焼火災が起こり、10万5000人あまりが亡くなった最大の災害です。

火災と言えば...先日もご紹介した岐阜県広域防災センターでは,消火活動も体験させていただきました。その時の様子をご紹介させていただきます。

まず消火活動で一番大切なことは、始めに大きな声で「火事だーーー!!」と叫び、周りの人に知らせることだそうです。  その後消火器を使用します。ピンを外してホースを持ち、レバーをにぎるだけで放射できます。

今まで消火器を触ったこともなかったので、重くて使用方法も難しそうで、いざ火災が起きても使用できるか不安でしたが、いざやってみるととても簡単に放射できました。みなさんも防災訓練などで機会がありましたら、消火器を使用してみてください。

また、大きくて扱いづらい印象がある消火器ですが、今はスプレータイプの消火器があることを教えていただきました。写真の手前の方にある赤い消火器は重くて少々高価で、一般の家庭では備えづらいと思っていましたが、写真後ろにあるスプレータイプの物は小型で軽くて、今すぐにでも買って備えておこうと思いました。

ホームセンターなどですぐに購入できるようですので一家に一つあると安心ですね♪

今回私たちは体験できなかったのですが、岐阜県広域防災センターでは濃霧迷路体験もできるそうです。                                            火災によって亡くなられた方のほとんどは、煙を吸い込み一酸化炭素中毒により意識を失い、亡くなられています。濃霧体験を一度してみることで、万が一火災に遭遇した際にパニックに陥らず避難することができますのでぜひ体験してみてください。

火災が起きた際の三原則は

①見つけたら早く知らせる 

火事を見つけたら、近隣の方や住人にいち早く知らせましょう。すぐに消火できず、火が広がってしまう可能性もあります。小さな火でも消防車を呼ぶことが大切です。

②早く消化する

出火から3分以内が、消火できる限度だそうです。消火器だけに頼らず、座布団で火を叩く、塗れた毛布で火を覆うなど、身の回りで使える消火方法をおさえておきましょう。

③早く逃げる

天井に炎が届きそうであったり、自分の手に負えない場合は迷わず逃げましょう。逃げる際は扉などを閉め、火に空気が入らないようにすることも重要です。

万一火事になった時、パニックになりどう対処したらいいのか分からなくなると思います。     普段からこうした情報を確認することで、ご自身や家族を守ることにもつながりますので、防災の日にはぜひご家族で情報を再確認していただくことをお願いしたいと思います。

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